下へスクロールしてください。
「コッペリア」は、1870年にパリのオペラ座で初演されたコミカルなバレーです。
偏屈で、陰気な人形作りのコッペリウス老人が作った人形コッペリアに
恋をした青年フランツと、その婚約者スワルニダを取り巻くお話です。
コッペリウスの家の二階のバルコニーに座っているコッペリアを見たフランツは、一目ぼれしてしまいます。
彼女が機械仕掛けで、お辞儀をしてくれるので、誰も人形だとは知りません。
スワルニダは、気が気ではありません。いつの世も、まったく男というものは・・・
村人達が踊っている広場で、村長さんが、発表しました。
領主さまが教会に鐘を寄付してくださるので、その日に結婚式をあげる者に、お祝い金を授けると。
スワルニダは、その恩恵に預かりたいと思います。
が、麦の穂を振って音がしたら恋が成就するという占いをしてみると、音が出ないのです。
彼の愛は他に在る・・・二人は喧嘩をして婚約を解消してしまいました。
スワルニダは友達と一緒に、コッペリアの様子を探りに、コッペリウスの仕事場にしのび込みます。
そこには、コッペリウスが作った沢山の人形と一緒に、コッペリアがカーテンのうしろに居ました。
スワルニダは、そこで初めてコッペリアが人形であることに気が付き、安心します。
「私のライバルは、ただの人形だったのだワ!」
間もなく帰ってきたコッペリウスに、みつかってしまいます。
コッペリウスが帰って来たので、スワルニダは、コッペリアの居るカーテンの後ろに隠れます。
そこへ、やはりコッペリアに逢いたくてやって来たフランツ。
コッペリウスは、フランツの命を魔法を使って抜き取り、それをコッペリアに吹き込んで、
人間にしてやりたいと思います。

お酒を飲ませて、眠らせたフランツに、魔法をかけようとするコッペリウス・・・
でも、男の子の魂を、女の子に吹き込んでどうするのよ?
コッペリウスの魔法がかかろうとした時、カーテンの後ろからスワルニダが
コッペリアの洋服に着替えて飛び出しました。
コッペリアに命が宿ったと思い込んだコッペリウスの前で、スワルニダは人形振りの踊りを踊って見せます。
やがて、目が覚めたフランツは、ことの次第を理解し、スワルニダと二人で逃げ出します。
壊されてしまったコッペリアを抱いて嘆き悲しむコッペリウスを残して・・・
いくら、いとしのフランツを奪い返す為だといっても、これはちょっと、酷いじゃありませんか?スワルニダさん。
領主さまが、村の教会に鐘を寄付してくれたお祝いの日、フランツとスワルニダは結婚式をあげました。
そこへ、コッペリアを壊されたコッペリウスが、賠償を求めて怒鳴り込んで来ましたので、
スワルニダは、村長から貰った祝い金を差し出します。村長からも、弁償金を貰って
コッペリウスは上機嫌。 これでメデタシ、村人達はお祝いの踊りを始め、幕とあいなります。
お終い