パソコン画 8
2012年に描いた絵 使用ソフト「水彩6〜8」

下にスクロールしてご覧ください。


 
 
「装女10」

 そろそろ、このシリーズも飽いてきましたでしょうか?
私としてはラクでいいのですが。
 
 
 
「装女 9」

描きためた(?)大きな布…実は絵のバックを縮小して切りきざみ
パッチワークした着物です。 
 
 
 
「装女 8」

花のような少女の時代は、超特急で過ぎていく。

 
 

 「装女 7」


どんなに 着飾っても、心が晴れない時があるのです。
 
 

「装女 6」

 この服の模様には、私が2009年に描いた「二人の世界」という絵を縮小して使いました。
DAGの http://suisai-blog.com/blog/146/?date=2009  ←のページの一番下の絵です。

いつもの私の絵とは少し感じが違うもので、模様的です。
こういう作業をする時には、SUD形式で保存してあると便利です。
 
 

「装女 5」 

この花、この花  何の花?

昨晩咲いた 夢の花 。
 
 

「装女 4 」

 お皿のような帽子…どなたかもご愛用ですよネ。

胸元のブローチにも注目してね。
 
 
 「装女 3」
私のオツムは満開よ!
 
 
 「装女2」
私自身は、あまりオシャレはしない方ですが、絵を描くときは、色々着飾らせるのが面白くて好きです。
ゴテゴテでも、チャラチャラでも、好きなだけ。 
 
 
 「装女 1
絵本はお休みにして、思いきりオシャレした女性を描きたくなりました。 
 
 

「エンドウ豆の上に寝たお姫様」

アンデルセン童話より

本物の王女と結婚したいと思っていたある国の王子の住む城へ
嵐に追われた娘が宿を求めてやって来ました。
城の女王はベッドを用意するのに、40枚の布団を重ね、
一番下にえんどう豆を一粒置き、その上で彼女を眠らせました。

あくる朝、目を覚ました娘が、「何かが布団の下にあって、固くて眠れず、
身体にアザが出来ました」と言ったので、、そんなに繊細な身体を持つ者は
王女しか居ないと大喜び。めでたく結婚しましたとさ。

 
 
 
「火口箱(ほくちばこ)」その1

火口箱とは、火打石、消し炭など火を起こす道具を入れた箱のこと。

アンデルセン童話より

一人の兵隊さんが故郷に帰ろうと歩いていると、一人のお婆さんに呼び止められました。

「兵隊さん、ここにある大きな樹の中に、3つの部屋があって、それぞれに、
銅貨、銀貨、金貨の詰まった箱があり、目玉の大きな犬がその上で番をしている。
犬はおとなしくなるから、好きなだけお金を取っておいで。
ただし、そこにある火口箱を私のために、持ってきてほしい」と頼みました。
続く
 
 

「火口箱(ほくちばこ)」その2
アンデルセン童話より

兵隊さんは、樹の中に入り、犬の守っていた金銀貨をいっぱいと、お婆さんに頼まれた火口箱を持って出ました。
金貨はすべて彼のものになりましたが、火口箱に興味を持ち、渡せと迫るお婆さんを殺して、
自分のものにしてしまいました。
大金持ちになった兵隊は散財しすぎて、また貧乏になりましたが、ふと思い出して火口箱の中の火打石を打つと
あの犬が現れたので、また樹の中の金貨を持ってこさせ、立派な服装を整えました。

噂で、この国の王女が、大変美しいと聞きつけ、またまた犬に頼んで運んでこさせ、キスをしました。
城に帰った王女は夢を見たと思い、王様と女王様に話しますと、二人は大変怒り、一介の兵隊に王女を
やれるものかと彼を捕らえてしまいました。
続く
 
 

 「火口箱(ほくちばこ)」その3
アンデルセン童話より
 
兵隊は、首吊りの刑に処せられることに決まりました。まさに刑が執行されようとする時
最後にタバコを一服吸うことを願い、許されたので、あの火口箱の火打石を打ちました。
例の犬が3匹現れて、刑の執行人共々、王と女王をバラバラにしてしまいました。

見物していた町の人々は驚きましたが、大喜びで「兵隊さん!あなたがお姫様と結婚して、王様に
なってください」と叫び大騒ぎ。そこへあの王女様が、喜んでお城から現れて結婚式が
1週間続き、3匹の犬も、その席に大きな目を輝かせて連なりましたとさ。

終り
 
 

「蝶」
アンデルセン童話より


一羽の蝶がお嫁さんを探しに花壇にやってきました。
ヒナギク、クロッカス、アネモネ、リンゴの花、スイカズラ・・・かわいい花は沢山あったけれど、
蝶は誰にするか決めあぐねていました。
例えば、エンドウの花・・・家庭的で気に入ったのだけれど、そばに萎れた花を先っぽに引っ掛けた
莢(さや)があるのを見て、それが彼女のお姉さんだと知ると、彼女もいずれそうなるのだとイヤになり
逃げ出しました。秋になってもお嫁さんは決まりません。

花はないけれど、素敵な匂いのするミントに求婚してみると、彼女は自分が歳をとり過ぎている事を理由に
断りました。蝶はオトコやもめのままで冬になり、やっと暖かい部屋を見つけ飛び込むと、
人間が彼を捕まえて、ピンを刺し標本箱に入れました。
蝶は、花と同じように茎の上に座り「このようにじっと身動きが取れないのは、結婚もこんなものなんだろうな」と
自分を慰めました。人間と付き合いの良すぎる鉢植えの花が「情けない気休めだこと」と笑って言いました。


 

「古い街灯」その1
アンデルセン物語より

まじめに仕事をしてきた古い街灯が、お役ごめんになる時がきました。
夜道を照らすのが今夜限りになった日、街灯は行く末が心配で仕方がありません。
場末に送られるのか、鋳物師に溶かされて、別のものにされてしまうのか・・・。

悲しみに包まれながら、長い年月に色々と見てきたことを思い出し感慨にふけります。
ある夜には、若者が恋人から初めてきた手紙を持ってきて、二度ほど読んで
「ぼくは世界一の幸せ者だ」といった目で街灯を見ました。

また別の日のこと、若い女の人の盛大なお葬式の行列が通りすぎた後に、街灯のそばに立って
泣いている人が居ました。街灯を見る悲しみに満ちた目を忘れられません。
続く

「古い街灯」その2
アンデルセン物語より

 古い街灯が、いよいよ処分されると知った「風」がやって来て、別れの贈り物に頭の中の空気を
入れ替えてあげようと言いました。そうすれば、街灯が見聞きしたものをはっきり覚えていられるし
これから見るもの全部覚えていられるように頭がはっきりするよと言って、プッと息を吹き込みました。

そこへ月が昇ったので、風が「あんたは何を贈るんだ」と聞くと、「私は街灯を照らしてやったが、街灯は
私を照らしてくれたことは無かった」と言って雲に隠れてしまいました。

その時、雨粒が落ちてきて、「街灯を腐らせてあげようか」と言いましたが、風はそれは駄目だ
もっと良い贈り物は無いものかと思っていると、そこへ流れ星が大きな音を立てて街灯の中に落ちてきました。

  街灯は、これで自分が目の前に思い浮かべるものを、愛する人たちにも見せることが出来るのだと大喜び。
けれど、風は、そうするにはアンタの中にロウソクが灯っていないと駄目なんだと言って去って行きました。

続く


「古い街灯」その3
アンデルセン物語より

いつも街灯を磨いたり、灯を入れたりしてくれていた年老いた夫婦が、
自分たちの家に彼を引き取ってくれました。
ストーブが燃える暖かい部屋の肘掛け椅子に彼は横たえられ、夢を見ました。

夢の中で、老夫婦はもう死んでいて、街灯は炉の中で
溶かされ、鉄のロウソク立てになっていました。
天使が持つ花束の真ん中にローソクが立ち、快適な部屋のテーブルの上に
立っていて、とても幸せだったのです。

目が覚めて、鋳直されるのも悪くはないと思いましたが、やっぱり自分を
可愛がって子供のように大切にしてくれる夫婦のために、このまま居よう、
これで幸せなのだと、心根の正しい古い街灯の気持ちはとても落ち着いたのです。

終り  

「豚飼いの王子」 その1
アンデルセン童話より

昔、国は広いが貧乏な王子がいました。

お妃を迎えたいと思い、皇帝の姫君に贈り物をしました。
王子の父の墓に植えられていた素晴らしい1本バラの花と
見事な歌を歌う1羽のナイチンゲールを銀の入れ物に収めて献上したのです。

皇帝と女官たちは、その素晴らしさを褒めたたえましたが、姫君はバラもナイチンゲールも
作り物でなく、本物なのが気に入らないと言って、王子と会おうとしませんでした。

続く

「豚飼いの王子」 その2
アンデルセン童話より

王子は、あきらめずに、顔に色を塗り、帽子を深くかぶって変装し、お城に行きました。
王様に頼んで、豚飼いにやとってもらったのです。
彼は、素敵なものを作る才能があり、仕事の合間に、まわりに小さな鈴がたくさん付いた土鍋を作りました。

土鍋が煮立つと、鈴が美しく、なつかしい歌を歌います。

ああ、いとしのアウグスティン、
すべては、終わり、すぎさった!

そして土鍋の立てる湯気に指を入れると、町の家々の台所で作っている料理が、どんなだかわかって
しまうのという不思議なものを作ってしまったのです!
続く

「豚飼いの王子」 その3
アンデルセン童話より

土鍋の奏でる「いとしのアウグスティン」は姫君 がピアノで弾ける唯一の曲だったので嬉しくて、
その土鍋を売ってくれるように豚飼いに頼みに女官を行かせました。

豚飼いの王子は、「姫君の10回のキスを頂けるなら」売ってもよい、それ以外では決して売らないと言ったので
姫君は仕方なく腹を立てながらも承知しましたが、誰にも見られないように女官たちにスカートを広げて周りに
立たせ、10回のキスを豚飼いにしてあげました。

豚飼いは次に、世界中の知られている曲をすべて演奏できるガラガラを作り出し、またまた欲しくなった姫君は
100回のキスと交換するという条件を飲みました。

騒ぎを聞いて駆けつけた皇帝陛下、86回目のキスの時、はいていたスリッパで2人の頭を殴りつけ、怒りのあまり
2人を王国から追放してしまいました。

続く

「豚飼いの王子」 その4
アンデルセン童話より

父親の王に追い出された姫君は泣き出して「あの時に、あのハンサムな王子様と婚約すればよかった・・ああ、今の私はなんて
不幸なの」と言って、豚飼いを見ると、彼は木の後ろに行って、汚くよごしていた顔をぬぐい、王子の立派な姿に戻って出てきました。

その姿を見て姫君は思わず膝を折って、おじぎをしました。
でも、王子はバラの花やナイチンゲールの値打もわからず、たかが玩具のために卑しい豚飼いにキスをするような女を
軽蔑すると言い、自分の王国の城に入って扉を閉め、かんぬきをかけてしまいました。

締め出された姫君は門の外で歌うはめになりました。

ああ、いとしのアウグスティン、
すべては、終わり、すぎさった!
終り

おわりですが、この姫君はかわいそう・・。アンデルセンさんは、報いを受けた姫として書いているのでしょうが、
姫君の欲しがるモノと交換に、96回ものキスをさせておいて、そりゃあないでしょ・・王子様!


「鐘」 その1
アンデルセン童話より

昔、あるところで夕焼雲が輝くころになると、不思議な美しい音があちこちで響き渡りました。
それは一瞬のことではありますが森の奥から響く、教会の鐘の音のようでした。
それを聞いた人々は、聞こえてくる方向に向かって手を合わせ、神を敬う気持ちになるのです。

日が流れ、夕暮れには、あい変わらず鐘の音が響いていましたが、誰からともなく「あの美しい不思議な鐘の音は
向こうの森の奥から流れてくるようだ。教会でもあるのだろうか。行って見て来ようではないか」ということになりました。
続く

「鐘」 その2
アンデルセン童話より

人々は、鐘の音の正体を求めて森に向かいました。大抵の人は、森の入り口で一休みして帰りましたが
森のずっと外れまで行ったと言う人は、鐘の音は街のほうから聞こえてくるようだったと言いました。

が、本当に森の奥まで入っていった人はいなかったようです。 荘厳な鐘の音に惹かれて探しに行った
子供たちも鐘なんか本当には無いのだと言い出す始末。

ただ一人、この国の王子は、あんなに心に響く鐘の音は、もっと深い所から聞こえてくるに違いないと思い、
自分の心臓のある左のほうに探しに行こうと思いました。

そこへ顔見知りの貧しい少年が、やはり鐘を調べようとやって来ました。彼は、大きな大切なものは右の方向に
あるものだと言って、イバラに覆われた暗い方に血まみれになりながら入っていきました。

王子はいっしょに行けないのを残念に思いながらも、シャボン玉のようなリンゴの実のなる木や星形のユリや、
青いチューリップなどが咲き乱れる日当たりのよい左の方に分け入って行きました。
続く

「鐘」 その3
アンデルセン童話より

日のあたる森に入って行った王子様、空一面火のように赤く染めて沈みかけた太陽を見ようと
草や、そびえ立つ高い樹におおわれた岩山に登りました。

頂上からの荘厳な眺め・・・広がる波打ち寄せる大海原、はるか向こうの水平線に、大きな光り輝く聖壇のように
浮かぶ夕日と雲・・・あらゆるものが燃え立つ色に溶け込んでいました。
森や海が歌い、一緒に王子の心も歌い、天地全体が一つの大きな聖堂になりました。

続く
 

 「鐘」 その4
アンデルセン童話より

 やがて夕日が沈み、満天の星が灯りました。

その時、王子とは別のいばらの道に分け入った貧しい少年が、 登ってきました。
二人はかけより手をとりあって夜の聖堂の中に立ちつくしました。

二人の上で、目には見えないけれど、あの不思議な鐘が鳴り響きました。そのまわりに精霊たちが踊りただよい、
神様のさかえを喜びたたえていました。ハレルヤ!!

終り
 
「2012年 年賀状」